11月20日の校内委員会で、教員向けに、本校の学校医となっている小金井ファミリークリニックの医師にご来校いただき、「スマホ・ネット(デジタルデバイス)依存」について、日本やインドでの調査、最新の論文での知見に基づいたご講演をいただきました。
内容について、いくつか抜粋して紹介させていただきます。
・日本では中学生のスマートフォン所持率は現在約80%であること。
・インドの16歳から19歳の若者対象の調査によると、依存と判断される若者の割合は37%であること。
・デジタルデバイスのスクリーンタイムは1日2時間までが推奨されていること。
・デジタルデバイスの使用によって前頭葉の血流の低下がみられ、記憶力の低下や脳の萎縮につながる可能性があること。
・デジタルデバイス依存を防ぐために有用なことの一つとして、使い方(用途)・使用時間・約束を破った時にどうするかなどを決めるルールを家庭で話し合って、書面で作ること。