メニューは、あぶたま丼、小松菜と豆腐の味噌汁、りんご、牛乳です。
今日はお麩を入れたあぶたま丼です。お麩は鎌倉時代に中国から伝わりました。たんぱく質が豊富で、当時は肉を食べることを禁止されていた僧侶たちやお米の年貢を取られてしまう庶民の間で、貴重な栄養源でした。
お麩はその後保存食として東北地方を中心に広がりました。特に油で揚げた油麩は、宮城県の郷土料理によく入れられます。
東日本大震災の時にも汁物に入れ、避難した方々の空腹を満たしたそうです。多くの人の命をつないできた油麩を美味しく食べてください。