メニューは、卵たっぷり油麩(あぶらふ)丼、小松菜の磯和え、なめこの味噌汁、牛乳です。

今日はふわふわ卵の油麩丼です。油麩とは、宮城県で誕生した食べ物です。小麦粉と水を練ったものを、油で揚げたもので、冷蔵庫がない時代に、お豆腐の代わりになるものを!と考え、発明されました。小麦粉独特のコクと弾力がくせになり、卵と一緒にとじると風味が増します。

保存性に優れていることや、栄養も高いことから、宮城県で発生した東日本大震災でも、炊き出しでも活用されたそうです。食品を加工する技術と美味しさが、災害時の助けになった事例です。