メニューは、ラフテー丼(炒り卵とキャベツ添え)、冬瓜(とうがん)と沖縄モズクのスープ、沖縄産パイナップルゼリー、牛乳です。
6月23日は沖縄慰霊の日です。沖縄は太平洋戦争で、地元住民が犠牲となり、その中には皆さんと同じ中学生も多くいました。
沖縄慰霊の日は、沖縄について考え、平和に祈りをささげる日です。
沖縄料理のお店で育った女の子、ふうちゃんが主人公のお話「太陽の子」という本があります。様々な沖縄のふるさとの味を通して、戦争で傷ついてきた家族の歴史を知ったふうちゃんが、物語の中で家族にこう言います。
「私をかわいがってくれる人は、その分つらい目にあって来たのだということが、このごろの私にはわかるのです。知らなくてはならないことを、知らないで過ごしてしまうような勇気のない人間に私はなりたくありません」
今日は、沖縄のふるさとの味、ラフテーを沖縄の黒糖と泡盛を使って丁寧に煮ました。沖縄の味を通して、平和や沖縄の歴史について考えてください。